教師の時短術②算数の宿題の丸つけは子どもにさせる。
多くの学校で、以下の3つを基本的に出しているのではないだろうか?
①漢字
②算数ドリルor算数プリント
③自主学習or音読
私の学級では、①②を必ず出すようにしていて、③は出さないときが多い。
さて、子ども宿題の丸つけを子どもにさせることで大きな時短に繫がる。
②の算数の宿題については、教師が預かって丸付けをする場合と、授業中に答え合わせをして、子どもに丸つけさせる場合に分かれると思う。私は子どもに丸つけさせることをおすすめする。
メリットは、
○子どもが間違えにすぐに気がつくことができる。
○子どもが丸をつけるので、その日のうちに返却することができる。(うちの学級では机間巡視で確認するだけで、預りはしない。)
○間違えが多い部分については、教師がすぐに解説を全体にすることができる。
○一斉に丸つけをするため、宿題忘れが一目瞭然にわかるため、宿題提出のチェックをしなくて良い。
○教師の放課後の仕事を30分ほど短縮することができる。
デメリットは
●間違った問題について、子どもがわかってないのに答えを写しているだけの場合がある。
●間違って丸をしている場合がある。
●授業の時間を丸つけに使う必要がある。
メリットデメリットの双方があるが、子どもにとって、すぐに間違えに気づくことができることは大きなメリットになると思う。放課後に回すとだんだん丸つけが溜まってきて、返却が遅れるようになりがちである。
放課後は丸付けよりも教材研究や学級経営に関することに時間を使いたい。
教師にとっても子どもにとってもデメリットが多いと思うので、おすすめです。